ミネラルバランスで健康維持

人や動物のからだは、さまざまな植物によって維持されています。これは骨格をつくったり、血管や体液をつくったり、いろいろな臓器をつくったり、その他、体内のあらゆる生理作用を営むために必要なものです。
ここで食物の果たす役割を大きく分けると、成長と生命維持の2つです。なお成長に関して、ただ成長すればよいちうものではありません。


例えば、体は大きいが体力、持久力がない、身長は高いが骨が折れやすい、体は成人なみだが病弱で抵抗力がない、ということでではバランスのとれた成長とはいえません。また、生命維持に関しても、ただ生きているだけではだめで、健康であることが要求されます。


ところで最近の若者は欧米並みの体格に近づいた、とよくいわれますが、からだは欧米並みでも総じて体力の弱さが指摘されています。これらの原因はいくつかありますが、その大半がミネラル不足からくるものです。とくに日本の土壌はもともとミネラル不足で、そのうえ科学肥料やいろいろな農薬で憔悴しきっています。このため、そこに作られる農作物はミネラルバランスが悪く、とくにカルシウムや鉄不足が目立ちます。


そのため、近所の食品売り場ではカルシウムを強調した強化食品がやたらと目につきます。
なお、カルシウムはミネラルの代表であり、その存在量も全体重のおよそ1.5%におよび、リンの1%とともに他のミネラルを圧倒しています。
これは筋や骨格を形成するだけでなく、筋肉や血液、それに脊髄液、その他すべての細胞組織に含まれ、スムーズな生理作用を営む働きをしています。


このようにミネラルは、カルシウム一つとっても健康維持に重要な役割を果たしています。ところで現在体内で確認されている必須ミネラルは16種類ありますが、これ以外でも必要であろうと思われるミネラルはいくつかあります。
人や体はさまざまな食べ物によって維持されています。たとえば全身を支える骨格を造ったり、全身を覆う皮膚や爪、心臓や肝臓、腎臓、血液などを作ったり、またそれらのコントロール機能やその他、生きていくうえで必要な、ありとあらゆる生理作用を営んでいます。


その中でミネラルの果たす役割は大きく、ミネラルは五大栄養素の一つに数えられています。
また、ここでいう五大栄養素とはタンパク質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミン類のことです。なお、ミネラルはそれ自身カロリーを有しませんが、タンパク質やビタミンとともにからだの構成成分をつくったり、生理作用をコントロールする重要な役割を果たします。