コラーゲンでキレイになれる?

コラーゲン、もっと正確にいえばその変性したゼラチンを、人間は大昔から食べていたのです。肉や魚の中には必ずコラーゲンが存在するので、肉や魚を食べれば、コラーゲンを食べたこと同様です。また比較的純粋な形のゼラチンを料理や菓子の材料によく使います。
しかし、コラーゲンあるいはゼラチンは、長い間、食品としては良いタンパク質ではないとう認識があった。
タンパク質が大切な栄養素は認識されています。栄養学やお料理の本を開くと、日本人の成人は、一日に体重一キログラムあたり男性は1.24グラム、女性は1.20グラム食べることが必要と書いてあります。タンパク質は体の中で多彩な作用があり、生命活動の実際上の担い手です。


体の中で、タンパク質はたえずこわされる一方で新しく生成され、入れ替わっています。これを代謝回転と呼んでいます。代謝回転のはやさは、各器官各々のタンパク質によって違います。また動物によっても違います。
タンパク質の半分が入れ替わる時間を半減期と呼んでいますが、ネズミの場合、肝臓のタンパク質は平均して0.9日、腎臓のタンパク質は平均して1.7日、心臓のタンパク質は平均して4.1日です。しかし、コラーゲンの半減期はネズミの場合約300日だそうで、大変入れ替わりが遅いのが特徴です。これがコラーゲンの老化との関係性は、すでに知られています。さて、体の中で、古びたり、不要になったタンパク質は、小さな断片に切断され、最後はアミノ酸にまで分解されます。

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